元デザイナーで、日本と台湾、中国を股に架けて活躍中の友人がいる。
今は、開発型商社の経営者だ。
彼に、中国語の上達法を聞いてみた。
彼はノートに、「おはようございます」「お元気ですか」「お休みなさい」など、
朝から寝るまで一日の行動を書きとめ、それを中国語に翻訳してもらい
とにかく覚えること、これに限ると言い切る。
なるほど、一日の行動を覚えれば、日常会話はそれでこなせる。
あたりまえのことだが試してみたことがないから、
今度、所要で行く中国で試みてみようと、感謝、謝謝(シエシエ)。
メールで日本語を送ってくれたら、秘書に翻訳してもらい、
返送するからと、親切に言ってくれたので、
早速、一日の行動を日記風にまとめてみようとした。
しかし、「おはようございます」「お元気ですか」、その後は……
中国でどんな言葉が必要かが出てこないのに参った。
「ありがとう」「さようなら」「ご馳走様」ぐらいしか浮かばない。
少し考え、「お湯を下さい」「いくらですか」「トイレはどこですか」
などと書きながら、日常会話も意外と難しいことを発見した。
普段の生活では、言葉に出さないでも“通じる”ところが
逆に問題なのだということも分かった。
はたして、今週末からの中国・香港・トンガン行きは、
どんな旅になるのか。
ボケ防止(?)も兼ねた中国語学習は楽しみだ。
せっかくの機会、楽しみたいと思っている。
(K.K.)
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