最近、いろいろな国の人の転職をお世話することがある。
先日も、日本の大学に留学、卒業、職を探している、
日本大好きというドイツ人のお世話をした。
彼の場合、日本語は会話程度しかできないから、
コンサルティングも英語、職務経歴書も英語のものを持参してきた。
ただ、やはり応募先は日本企業だから、すべて英語で通すことは
不可能ということで、弊社のスタッフが、職務経歴書を日本語に翻訳した。
しかし、英語をそのまま日本語に訳すと、ドイツ特有の学校制度などが
やたら目立つし、長文にもなる。
実習教育なども、転職回数のように見えてしまう……etc.
かなり苦労しながら、本人にもよく内容を聞き、丁寧に翻訳していた。
ドイツ人の彼が言うには、それを彼の日本人の奥さんに見せたところ、
非常に分りやすい日本語の職務経歴書になっていると褒められたそうだ。
文化の違いは、一枚の職務経歴書にもあらわれる。
表面上の単語の意味だけではなく、その内容、制度、文化までを
よく理解しないと、先に進めない。
そしてそれは、英語でも、日本語でも、同じことだ。
職務経歴書の基本は同じ。
内容が明確であり、どんな人にも分かりやすいことが重要だ。
(K.K.)
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