仕事を終え、ビールを片手に、
友人とプロ野球観戦するのは実に楽しい。
野球場は、神宮球場のように、屋根が無いほうがいい。
夕日が落ちるところなど、美しい光景を見ると、
それだけで、ビールのおつまみになるというものだ。
かなり満足感がある。
熱心なプロ野球ファンでなくとも、足を運ぶに値するし、
そこには生きている証を見ることができる。
ところが、スポーツが故に、勝負にこだわる場面もある。
昨夜は、セーフ、アウトで選手・監督と審判団がもめだし、
終始がつかなくなって、試合は中断。
酔いが醒めるほど中断が長引いた頃、ルールに従い、
監督が退場処分となり、試合再開。
後味の悪い結末で、何ともすっきりしない。
そこで、米国野球に詳しい友人の弁。
米国では、こんな終わり方は見たことが無いという。
スピードが本命、たとえ1分でも、中断はファンが許さないという。
審判の権威が貫かれていて、ファンあっての野球、
娯楽に徹しているからか、選手や監督の時間稼ぎは許されない。
そこには、タイム・イズ・マネーの考えがあるという。
松井、イチロー、岩村等が活躍している大リーグの魅力は、
こんなところにもあるとしたら、日本のプロ野球も、
良い面はもっと真似て、魅力あるものにしていかないと生き残れない。
大リーグだけが、世界のプロ野球になるのだけは阻止したいものだ。
(K.K.)
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