語学研修でこの夏、カナダに行ってきたという、若いIDデザイナーに会った。
ホームステイして語学学校に通う生活だから、
毎日が英語漬けで、日常会話は問題ない程度には、学んできたという。
期せずして、50歳を超えてから、せっせと英会話を習いだしたという、
同じくIDデザイナーの方と話し合う機会があった。
両氏とも、毎日のデザインの仕事には必要ないと言いながら、
生産を中国に委託するときのデザインの立会いや、
メッセ等で外国に出かけるときに必要だからと、
地道に語学研修に励んでいるところは、偉いと思った。
私もこの3ヶ月間、試みに、入門・中国語講座を受けていたので、
言葉を学ぶ、マスターすることの難しさを話し合ったりした。
英語や中国語を毎日必要としていないから上達しないのである。
語学は、使わないと錆びる。錆びないところに居ることが一番なのだ。
最近の語学習得法研究によると、
「母国語を基礎にして、外国語は習得される」という。
その意味でも、母国語のルーツでもある、隣国の中国語は、
入門としては面白い言葉だと私には思えた。
英語の必要性はいうまでもないが、時には中国語も覗いてみては?
何はともあれ、継続は力なりと解っていても、
凡人には、その継続こそが難しい。
しばし、「継続する秘訣」を編み出そうと、今日も知恵を絞っている。
(K.K.)
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