バラク・オバマ米大統領の就任式をひと目見ようと、
首都・ワシントンには、20日、過去最多の人出だった1965年の
リンドン・ジョンソン大統領の就任式の120万を大幅に上回る
200万人の人々が集まった、との報道を見ながら、
アメリカから始まったとされる、不況の嵐は何処に吹いているのかと、
単純に疑問を持った人もいるだろう。
不況の嵐が吹いているが故に、その解決策を
オバマ新大統領に期待するということなのだろう。
一方、このアメリカの熱狂を、日本でも起こせるかと
自問自答すると、全く怪しくなる。
日本人は、政治に何も期待していないし、
政治に対して国民が熱くなり得る要素すら持っていないとしたら、
わが国には、政治家などいらないとも思うが、言い過ぎか。
久しぶりに、様々なことを考えさせられた、米大統領の就任式だった。
わが国でも、この辺で原点に戻って、政治とは何か、
政治の仕組みはどうすれば良いのか、
「新地に家を建てるごとく」考え直すいい機会だということを、
賢明な国民は知っているのだ。
わが国を信じたい。
(K.K.)
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