ちょっと明るい話

12月14日、東京・高輪は泉岳寺での、赤穂浪士たちの
「義士祭」が終わると、急に来年のことが気になり始める。
仲間との新年会の話も出てくる頃だ。
そして、「仲間」と言えば、誰かが書いていたくだりを思い出す。
「人生って、どうせ草野球のようなもの。
 勝っても負けてもたかが知れている。
 あとで振り返って思い出されるのは、
 スコアなどよりも、仲間みんなで遊んだ
 あの頃が良かったということになるだろう。」
来年、仲間たちで本を出すことを決めた。
2年ほど前から、色彩に関する研究をするボランティア会員仲間が、
それぞれ、色に関するエッセイを書きためており、
それをまとめて出版を出来ないか、模索していた。
しかし、出来れば、書店で売れる本にしたいと
欲を出したのがいけなかったのか、
この不況時、どこの出版社も相手にしてくれなかった。
思い余って、後輩・M君に相談したところ、
彼が編集し直すことで、受けてくれる出版社が出てきた。
しかし、彼の健康がこの2年、編集の激務に耐えられる状態ではなく、
出版の話は塩漬け状態になっていた。
それがここに来て、来年2月頃には完治するだろうと、
M君の体調も明るい方向になった。
明るい話が出てきたので、M編集長のもと、
仲間が皆でスクラムを組んで、出版事業に取り組もう、
出直そうということになった。
私の今年の、いや来年の、ちょっといい話題、明るい話である。
(K.K.)
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