デザイナーよ、大志を抱け

「世界が尊敬する日本人100人」
――イチローだけじゃない、天才・鬼才・異才100人を
ニューズウィーク日本版10.20号が特集している。
過去の偉業によって今も海外で尊敬されている日本人と、
現在の活躍によって世界で評価されている日本人。
その顔ぶれを見つめ直すことで、
新しい時代に世界の目に映る日本人像を探る特集だ。
過去の偉業では、夏目漱石、清少納言、松尾芭蕉と続き、
現在の活躍には、イチロー、松井秀喜といった野球選手から、
デザイナーでは三宅一生、川崎和男等、6人が入っている。
100人のうちに、6人のデザイナーが入っているのは、
デザイン界としては心強い。
ご存知のように、川崎和男は工業デザイナー。
28歳のとき交通事故に遭い車椅子生活に。
これまで世界各国で数々のデザイン賞を受賞。
自身が心臓病を患い、人工心臓のデザインも手がける。
(医学博士で、昨年までGマークの審査委員長)
彼ほど、デザインの領域を広げたデザイナーは少ないのではないか。
医学、電子工学、機械とあらゆる領域にチャレンジしていく。
身近に彼を見ていると頭が下がると同時に、
デザイン界の広さ、奥深さに、デザイナーの未来が明るいことを知る。
デザイナーよ、大志を抱けと、彼は教えてくれている。
デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

PAGE TOP