今年の中国の春節(旧正月)は、2月3日。
2日から8日までの7日間は、日本で言うお正月休みだ。
懇意にしている上海の人材会社から、
年末年始の転職事情がメールで届いた。
それによると、12月の好調な業界は製造設備、工作機械メーカー、
あるいは、これらの商品を取り扱う商社、
そして、金融危機の影響から復活しつつあるIT企業だそうだ。
しかし、企業が採用したいと思うような求職者が、
なかなか市場から出てこないというミスマッチが目立ったとある。
それでも、1月は、求人増加の勢いは全く落ちておらず、
計画的な採用活動も行われるようになったとのことだ。
例えば、日系コンサルタント会社からは、
事業内容として、マーケット代理(調査)や
店舗内装の日本人グラフィックデザイン経験者を求むとあり、
中国語ができれば尚可とあった。給与月収は、12,000元?。
春節休暇による企業の採用活動への影響は避けられないが、
企業にとっては、人材の早期確保が優先課題とあり、
求人側と求職者とのミスマッチがなくなることも大きな課題とあった。
ミスマッチについては、日本でもその解消が課題だろう。
多分に、ミスマッチの原因は、本当にどんな人材が欲しいのか、
求人側の研究不足にもあるように、私は感じている。
(K.K.)
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