私の「習い事三日坊主」のひとつにドイツ語入門があった。
昔、同僚がドイツ語学科を出ていることを知り、
早速、ドイツ語入門を試みたが、仕事が忙しくなったという口実で、
三日坊主で終わってしまった過去がある。
それでも何となく、ドイツの魅力は私の心の隅に残っていた。
先日、懇意にしているドイツ人デザイナーから、
ウォルフスブルグで「なでしこジャパン」が大活躍しているねと、
同僚あてにメールが届いた。
準々決勝で、延長戦の末、地元ドイツを破ったというから、
ドイツのメディアも絶賛、まさにワールドニュースなのだが、
私と同様、同僚もサッカー女子W杯には無関心で、
ウォルフスブルグの街でサッカーが行われていることも知らなかった。
私も聞きなれない、ウォルフスブルグ(Wolfsburg)。
調べてみると、ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンの本社が置かれ、
日本流に言えば企業城下町として発展したそうだ。
(市名は、ドイツ語で「狼の城」の意とか。)
今回のサッカー女子W杯は、ウォルフスブルグ等のドイツ地方都市で開催中。
日本時間で明日未明のスウェーデンと 「なでしこジャパン」の準決勝は、
フランクフルトで行われる、まさに持ち回り興行なのだ。
件のドイツ人デザイナーも、大のサッカーファン。
親日家の彼は、今度は日本を応援してくれるだろうと思うと、
遠く離れたドイツも、身近に感じられるから不思議だ。
自国の代表チームを破った「なでしこジャパン」を絶賛するあたりにも、
メディアやスポーツ文化の成熟を感じる。
やはりドイツは、私にとって魅力ある国である。
(K.K.)
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