年に一度の自動車部品の国際展示会、上海オートメカニカに参加した。
日本の部品メーカーは、ジャパンパビリオンに集まり、
中国に事務所を持つメーカーは、独自のブースをデザインして集客をしている。
日本の製品の評判は、細かいところまで良く注意が施されていて、
丁寧に仕上がっている、ばらつきが少ないなどである。
国を代表するジャパンパビリオンブースにも、そんな特徴が良く表れていた。
良くない評判と言えば、現地の視点になりきれず、
加えて、ローカルとのコミュニケーションの不足などがある。
さらに、ドイツやイタリアなどの欧米の展示と比べると、
どこか個性的な魅力に欠ける展示のような気がする。
いずれにせよ、上海の展示会では、溢れる活気とともに、
そんな欠点を乗り越えて行こうとする前向きな人達に接する事が出来る。
海を越えて外側から市場や自社製品を見ると、閉塞感を打ち破る
はっきりとした目標が見えてくるのだろうか。
(N. Koyanagi in 上海)
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