当社の上海スタッフから、近況のメールがありました。
「春節後は例年大量の求人情報が発生するのですが、
今年はずいぶんとおとなしい印象です。上海の転職情勢は
よくもわるくも落ち着いてきている感があります。」
一方、日本では3月18日付の日経新聞にこんな見出しが載りました。
「大卒採用10%増 円安で製造業回復」
2014年春の大卒採用計画数が13年春に比べて10%増とのこと。円安や
株高などにより経済に明るい兆しが見え、良い影響が出ているようです。
しかし中途採用はといえば、3月1日付の日経新聞に以下の
ような記事がありました。
「求人倍率改善 0.85倍 1月 リーマン前水準に迫る
(中略)
1月の新規求人は同月比9.4%増えた。特に宿泊・飲食サービス・・・
(中略)
製造業は7.0%減だった。」
中途求人を生業としている当社としては、求人案件が増えている
という実感は今のところありません。特に当社の場合、クライアントの
大半を製造業が占めるので、上記3月1日付の記事が該当するようです。
「好況になると、まずは余裕のあるうちに新卒を増やすんだよね。逆に
中途採用は即戦力だから、不況でも必要な時には採らざるを得ない」とは、
先輩からの意見です。
このまま好況ムードが続き、今年後半にも求人情勢が回復してくれることを
願います。
(下村)