グローバル市場・デザイナーの語学力を問う

4月に入ると桜とともに、各社入社式で賑わう。楽天の入社式は、
社内公用語化した英語で三木谷社長が新人社員306人(42人が
外国人)に訓示、グローバル市場に打って出るところを演出、
国際化をますます進めるという。
日産自動車もゴーンさんになってから、英語が社内公用語化したと
聞いて久しい。もちろんデザイン部門も、当然英語が必須になっている。
弊社で台湾の研修生が見えたときに聞いた話だが、日本に
留学するには日本語が出来ないと大学に入れないから、日本語を
学び、母国語、北京語、さらには片言の英語も習得してきたという。
冗談で無しに絵を描けるデザイナーだからこそ、昼前は日本語、
午後は北京語、夜は片言の英語でデザインを語ることで、
グローバル市場に乗り出せないかと、話したことがある。
昔の話で恐縮だが、ヨーロッパの国で1階にドイツ人が住み
2階にフランス人が3階にアメリカ人が住んでいた。当然3カ国語が
入り乱れながら、グローバル化が進んだという。
要は、言葉の垣根を越えコミニュケーションがスムースに行くことが
大事だから、考えようによっては勉強する機会がどこにでもあるように
思う。三日坊主でもいいから、4月、3日間、何か始めてみませんか。
(喜多謙一)
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