今月はおとなしく?日本の中を飛び回っています。
そんな中でも、外国の人達と接する機会が多くありました。
飛行機、新幹線、学校、展示会等々、アジアの方が多いの
ですが、ヨーロッパの留学生とも話す機会がありました。
日本に来ているので日本や日本人に好意的な人たちばかりです。
新幹線で会った中国人の女性は貿易会社を経営し、日本の
食品を中国に輸入しているがこの所の食品偽装事件に頭を
痛めているとの事。日本人はウソをつかないとばかり
思っていたのでショックだとも。
留学生は日本の学生はもっと真面目だと思っていました。
遅刻も多いし、講義中の居眠りも多いですね。授業料が
高いのでもったいないですね。やはり日本人はお金持ち
ですねとチクリ。
展示会では、台湾の学生が「説明しましょうか?」私が
「大丈夫です」と遠慮すると「説明させてください」と
英語と片言の日本語で一生懸命説明をしてくれました。
日本の学生の作品の感想を聞くと褒めてはくれましたが、
肩をすくめてニヤリとしていました。
又、タイの大学の先生とも話す機会がありましたが、
「日本にはあらゆるチャンスがありうらやましく思う。
しかし学生もデザイナーもそれを生かし切れていない
ように思う。
日本はデザインにおいてもアジアのお手本になって
欲しいと思うと・・・
学生に少しでもチャンスを作るため、昨年からシンガポールの
大学とインターネットを使い共通課題をやっている」
との事でした。
スポーツの世界では日本も、オリンピック誘致やマー君で
盛り上がってがんばっています。デザインの世界もがんばって
アジアのリーダーいや世界のリーダーになりましょう。
(井上 和世)