コンサルタント日記
加齢の悲しみ
社会人になってからの「恩師」の死は悲しい。期せずして、昨年末の名古屋出張の折、ご挨拶にと、その恩師の自宅を訪れたのが、最後のお別れになってしまった。少し足が弱っておられたが、私が昨年、中国に6回も足を運んだ話にはとても興味を持たれた…
芸は身を助く
このところ、いつになったら景気が回復するのかと聞かれることが多い。どこの新年会、賀詞交換会に出ても、明るい話が少ない。景気とは、気の持ちようでもある。気を良い方に傾ける努力をすべき時が、今のように思う。ところで、「芸は身を助く」とい…
続・柳宗理の薬缶
先週、グラフィックデザイナーの原研哉さんが、今月号の岩波の『図書』で、「柳宗理の薬缶」についてすばらしいエッセイを書いているのを紹介した。その続きは、『図書』でご確認いただくとして、原さんが言いたかったこと、私なりの要点のみ記したい…
柳宗理の薬缶
グラフィックデザイナーの原研哉さんが、岩波の『図書』今月号で、「柳宗理の薬缶」について、すばらしいエッセイを書いているので紹介したい。『柳宗理のデザインした日常品が静かに注目されている。 たとえば薬缶。 何の変哲もない普通の薬缶であ…
「横棒は人生、縦棒は歴史」
昨年、暮れも押し詰まった日に京都出張があった。これ幸いと早めに都入りし、久しぶりに嵯峨嵐山を訪れた。何と、十数年ぶりのことで、地図もおぼつかない。JR嵯峨嵐山駅でもらったパンフレット手に、歩き出した。渡月橋、天竜寺を観て、嵯峨野・嵐…
健康で明るい年に
今朝、届いていたメールで、来年が明るくなることを確信したので記したい。一つは、希望していたところに、無事就職できたという嬉しい便り。11月の研修会で頑張っていたS君からだった。努力が実った。おめでとう。二つ目は、来年は、新しい会社…
ちょっと明るい話
12月14日、東京・高輪は泉岳寺での、赤穂浪士たちの「義士祭」が終わると、急に来年のことが気になり始める。仲間との新年会の話も出てくる頃だ。そして、「仲間」と言えば、誰かが書いていたくだりを思い出す。「人生って、どうせ草野球のような…
森繁久弥さんにセンスを学ぶ(4)
『森繁久弥は多彩である。 だいたい古川緑波一座で鍛えられたあとは、 満州に渡ってNHKのアナウンサーになっていたし、 喜劇軽演劇悲劇ホームドラマ百般はすべてこなし、 なんと50年も続いている加藤道子との ラジオ『日曜名作座』の朗読…
森繁久弥さんにセンスを学ぶ(3)
ここで、森繁さんのこの「大正会」のルーツに触れるに当り、余談を一つ。先日、日経新聞・夕刊の「学びのふるさと」という欄で、タレントのルー大柴さんは、三橋達也さんから芸能界のルールを学んだという記事を目にした。三橋達也さん(1923-2…
森繁久弥さんにセンスを学ぶ(2)
次に、森繁さんの「食文化考」。一つのお膳に、懐石風に9種類もの品が出てくると、さて、何から口にするか?森繁さんとて、しばし考える。その様子も面白い。映画『社長太平記』や『駅前旅館』の、あの温厚な顔で、一通り、目で楽しんだ後に、静か…