コンサルタント日記
第2新卒の心得
新卒で就職したものの、3年以内に辞めて新たな仕事を探す「第2新卒」が今年は3割ほど増えている。また、今年4月に入社したばかりの新入社員でも、この9月に既に辞めている人は、前年比で、やはり3割増えているというデータがある。そういった人…
スペインのお遍路
先日、同窓会をかねた、とあるパーティーで、大きな刺激を得た。信州は小諸で陶芸家をしている友人・A君。彼が一枚の地図を出し、この6月にスペインのお遍路コースを38日間連続で歩いてきたと、目を輝かせて話すのには驚いた。日に焼けた顔は、還…
自然に学ぶ
週末の台風一過を境に、銀座に点在する多くの画廊も目覚めたように芸術の秋に入ったようだ。今週、友人と共に、小さな画廊の個展を見て歩いた。絵を見ることは、目の保養だという人もいるが、私には「保養」どころか、「刺激」として迫ってくるものが…
隠れた必須基礎知識
中小印刷会社の顧問をしている友人と会ったときに、聞いた話。この業界の採用条件の一つに、「電気知識の有無」があるという。こちらが何故と聞く前に、そうでしょう、印刷機械は全部電気で動くから、電化製品と同じ電気の知識がある方がいいとはっきり…
転職は真摯に
このところ、30代後半の女性のコンサルティングが続いたので、彼女たちのことを書く。サイトから登録するのが面倒なのか、飛び込みで来るから、職務経歴書などは持っていない。ならばと来社してもらって、その場で書いてもらおうとするのだが、生…
ゆとり教育と携帯電話
先日、大学の先生である友人と会食する機会があった。ゆとり教育で育った若い人の良いところ、悪いところの集大成を、大学でどう花を咲かせるかが今、問われているのだが、実はそのゆとり教育の実態は、お粗末で恐ろしいものだそうだ。例えば、コンパ…
残暑の中の転職活動
この残暑厳しいお盆休み中に、必死に転職活動を続け、理想の会社に決まりました、という女性から電話をもらった。その条件とは、通勤時間が短いこと、給料が多いこと、それに何より、チャレンジしたい分野で仕事が出来るということ。「おめでとう」の…
秋のグループ展参加
『芸術の秋』とは、誰がネーミングしたのか、いい言葉である。が、その芸術の秋の準備をするのが、今この時期で、私にとっては苦痛そのもので、この暑い夏を恨めしく思っていた。なぜなら、秋の同窓生・絵の展覧会に、一点出品すると約束はしたが、そ…
カバンの修理
新宿での待ち合わせは、いつも紀伊国屋書店の中にしている。本を立ち読みしながら友を待つのはいいものだ。先日も、そうして待っていると、急な用件で一時間ほど遅れると携帯に連絡があり、ちょっとがっかりしたのだが、そこは新宿、見るモノには困ら…
アートとサイエンスの結びつき
半世紀近く、デザイン界で飯を食っている友人と会った。彼の商品デザインに対する知識は半端でないことは前から知っていたが、その彼が「アートとサイエンスの結びつきの時代ですね」と言いだしたのには、驚いた。彼は、赤線の入った新聞の切抜きを…