コンサルタント日記
騙されないために、歴史を学ぶ
最近の企業犯罪を見ていると、日本人の弱いところ、コンプレックスに目をつけて稼いでいるように思えて許せない。架空の講師を擁して「駅前英会話教室」が金儲けに走り、初めての介護など分からないことが多い立場の人が、すがる思いで「専門スタッフ…
デザイナーの億万長者
世界に影響を与えた人物100人を選ぶ、米タイム誌の名物企画「The TIME 100」。有力政治家、経営者など、錚々たるメンバーが並ぶ今年のリストのなかに、一人の日本人ゲームクリエイターの名を発見し、感無量な気分になったゲームファン…
第二新卒の落とし穴
団塊世代の大量退職などで、企業側には人手不足感が漂う。そんな中、「第二新卒」といわれる入社後3年前後の転職希望者に熱い視線が注がれ、転職市場は活況だといわれている。しかし、実際はどうか。デザイナーの場合を見てみたい。例えば、メーカー…
英語より北京語
中国で経営者として活躍している友人から、中国と仕事をするなら、デザイナーも、英語よりも北京語が必須という話を聞いた。製造現場がすべて北京語であるため、細部の詰めも北京語になるという。バイヤー的な仕事は英語で十分であるが、ものづくりの世…
自らを活かせる場の開拓
友人のデザイナーが、朝日新聞千葉版に、大きく写真入で紹介された。後日、そのコピーを送ってもらい、読んでみた。彼は、「商品が売れる手助けがしたい」と、千葉県や商工団体の助言役として活躍、県内の道の駅や、農家が売りだす特産物や新商品のラベ…
色とデジタル社会
「日々、色について考えているデザイナーや芸術家の世界では、学校で学んだ「マンセル色彩体系」が、何の用もなさないことが分かり、この業界に、ちょっとした異変が起こっている」という話を、色彩研究家のM氏から聞いた。具体的に色の波長などを科…
ミラノ・サローネ便り
最近、改めて、世界のデザインの健在ぶりを、二人のデザイン関係者から教わった。一人は、ロサンゼルス在住で、デザイン研修所経営者であるA氏。彼は、「ミラノ・サローネ」を見て感激したと、600枚もの家具や照明器具の写真とともに便りをくれた…
作品貯金
この連休明けに、すばらしい職務経歴書とデザイン作品集を見せてもらった。かなり時間をかけて編集したのだろう。まず、職務経歴書は基本通り書かれている。作品集は、企画意図から手描きのアイデアスケッチ、ラフスケッチと順番に並べられていて、分…
フランス大統領選に思う
今回のフランス大統領選挙は、保守与党のサルコジ氏に決まった。ホッとしているのは、フランス国民のみならず、世界の「フランス愛好家」が好感を持って迎えたとも聞く。この数年、ファッション、雑貨、工業デザイン、すべての分野から、フランスらし…