マラソンのゼッケン

2月に行われた東京マラソンでは、3万人のランナーが都心を駆け抜けた。
それに負けじと昨日、湘南国際マラソンが1万2千人を集めて行われた。
快晴のもと、富士山を見ながら、江ノ島?二ノ宮間の往復だ。
東京の友人が、フルマラソンの部に出るというので、
前日、友人の代わりに、江ノ島までゼッケンを取りに行った。
参加費は8,000円。
ゼッケン、靴紐につけるチップ、着替え入れの黒いバッグがもらえた。
ゼッケンは薄い青地に黒の文字で登録番号が記してあったが、
そのデザイン、色使いが、なんともプアーでいただけない。
数字が書かれた紙切れを、ただ切ってピンで留めるのと大差ない。
見難いし、温かみがなく、デザインが考えられていないのには驚いた。
スポーツの世界には、デザインがまだまだ浸透していないのは、
東京マラソンを見ても感じたが、この湘南国際マラソンもひどいものだった。
友人からは、5時間以内で無事完走した、と電話をもらったが、
もし、記念にゼッケンを保管するとしたら、
もう少しマシなデザインであれば良かったのに…とひとごとながら憂いだ。
これからは、スポーツ界にも、よりデザイン性、ファッション性が
求められていくに違いない。
まだまだデザイナーが必要とされる場は多いのだと、今回も痛切に感じた。
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