毎日見ているものでも、一旦気になりだすと
なんとも腹が収まらないものがある。
最近では、JRのSuica(スイカ)の広告がそれだ。
先日、山手線品川駅の乗り換え階段が、
すべてグリーンのスイカの広告で埋まっているのを見て唖然とした。
階段は注意して歩くところ。
そこに注意事項ならともかく、商業ベースの広告は、
JRも、自分の敷地だからといって許されるものでもないだろうと、
企画者の精神を疑った。
それに、どこの駅でも見かける自動販売機も白色に統一して、
スイカで何でも買えます、と並べているのも許せない。
駅の風情も何もあったものではない。
全国に銀座街がはびこった、昔の時代の面影を映し出しているようで、
時代錯誤もいい加減にして欲しいと思った。
ホームと同色系で、さりげなく自動販売機があるぐらいで十分であろう。
JR構内は公共の場である。
時に我々は、民営化の行き過ぎを注意しなければならないのかも。
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