路線図のデザイン

東京の地下鉄路線図は、パソコンの回路図のようで、そのデザインは頂けない。
ユニバーサルデザインされているという話もあるが、見る気にもなれない代物は、
まったくデザインされていないと言った方が良さそうだ。
この夏、観光都市・金沢の街を歩いた時も、
全く見せるように出来ていないバス路線図に唖然とした。

2メートル以上もあるポールの上に、言い訳程度にぎっしり羅列表示されている。
望遠鏡でも使わないと見ることができないのには、恐れ入った。
自宅近くで毎日使っているバス停の時刻表も、
小さな文字で見にくいので、手帳に写し取って持ち歩いている。
どうして、公共の乗り物の案内が見やすくできないのだろう。
彼らが、「見やすくする」という発想そのものを持ち合せていないとしたら、
デザイナー側から見やすいデザインを提案し、その必要性を説くしかない。
世の中には、色の問題に取り組む「公共の色彩を考える会」があるが、
「公共のサイン計画を考える会」の立ち上げも必要かもしれない。
そうなると、ますます行政機関は要らなくなる。
こんな構図で、日本は「美しい国」になれるのだろうか。
考えさせられた、暑い夏休みだった。
(K.K.)
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