「第40回 東京モーターショー」に出展される『未来の車』が、
東京・表参道ヒルズで先行公開されるというので見に行った。
写真は、トヨタの「i-REAL」。
これまで提案してきたパーソナルモビリティに続く進化型モデル。
フロント2輪、リア1輪の構成で、歩行者エリアでは、
ホイールベースを短くして占有スペースを小さくする歩行モードと、
車両エリアでは、ホイールベースを長くすることで、
低重心で高い走行性能をもつ走行モードに変化するというもの。
これまでのモデルは、ショーを意識していたのに対し、
今回は公道での使用を想定して開発されている。
最高速度は30km/h、充電2時間で走行距離は約30km、
電動車椅子の領域と原付スクーターまでをカバーする乗り物としているが、
法規制により、公道での使用には当てはまる車両区分がないから、
当分街を走れないのだそうだ。
「東京モーターショー 07」は、10月27日(土)?11月11日(日)。
今回は、その幕張メッセで一般公開される、その先行公開。
若者の自動車離れを食い止めるためのしたたかなデモで、
大手自動車メーカーの知恵比べは続く。
生き残り戦略という意味で、気になるデザインがあり、
時間が許せば、一見の価値有り。
(K.K.)
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