女性企業家パワー

世界遺産・アンコールワットを擁する、
カンボジアの地方都市・シェムアップ。
この町で、年間1億5千万円を売り上げる企業を
経営する日本人女性がいる。
約60人の現地スタッフを雇い入れ、
アンコールワットをかたどったクッキーを製造・販売する
小島幸子さん(35歳)だ。
先日、タイを訪れたツアーの最後に、
お茶を飲みに訪れ、その盛況ぶりに驚いた。
隣国・タイで、シルクの有名ブランドを作り上げた、
デザイナーのジム・トンプソンのカンボジア版だ。
彼女は、この街の日本語教師を経て観光ガイドを務め、
観光客から「食べ物のお土産は」と聞かれたことをきっかけに
趣味を生かしたクッキー作りを思いついた。

アンコールワットをかたどったクッキーなどを商品開発し、
事業を軌道に乗せ、「原材料は地元産、経営は日本流」を貫き、
ほとんど洋菓子の無かった同国で、新たな名物を生み出した。
政情不安が続く発展途上の地で、
地元を潤す企業精神を発揮している。
女性企業家パワーに脱帽。
(K.K.)
デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

PAGE TOP