資源の節約や環境汚染防止のために、
不用品や廃物を再生すること、
……いわゆる「リサイクル運動」が叫ばれて久しい。
先日、懐中電灯の電球を買いに行ったところ、
電球2個145円の隣の売り場には、
乾電池入りの懐中電灯が300円で売られているのに驚いた。
省資源のことを考えて、145円で替えの電球を買ったが、
予備にと思い、懐中電灯も300円で買い込んだ。
メーカーの流通問題が、こうした価格帯になるのだろうが、
リサイクルの観点からは、いただけない話だ。
せめて、部品である電球一個30円、
完成品である懐中電灯300円程度にして欲しいと思った。
少し古くとも、多少の無理をしてでも、修理や修繕をしながら、
愛着を持って、大切に道具を使っていくという感覚は、
むしろ大手メーカーが率先して、再考すべき時代にきている。
今回は、「気になるデザイン」というよりは、
「気になる価格」というべきか。
一考に価する。
(K.K.)
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