折込鋸

動物の冬眠の季節は、庭木や果樹など、植物の剪定の季節でもあると
昔、教わったことがある。
そこで、一念発起、ホームセンターで、安くて、丈夫そうで、
格好の良い鋸を探してみた。
「格好良い」ことが、なぜ条件なのかというと、何処の売り場でも、
鋸の切れ味を試すことが出来ないから、
見た目で決めるしかないのである。
機能重視のこうした商品でも、やはりデザインは大事なのだ。
こうした道具類は、常に、当りハズレが多いのだが、
安いからか、文句を言う人をあまり見たことが無い。
私も、この日、購入したのは、980円のものである。
よく見ると、MADE IN TAIWANとあり、
久しぶりに台湾製のデザインを見つけたという興味もあり、使うことにした。


年に一度の剪定は、果物で言えば、実をつける枝を残すか、
切り捨てるかの大事な作業。
思い切って、枝を切る。
今回は、切れ味の良さに感心した。「当り」だった。
ついつい切りすぎたぐらいで、樹木に「ゴメンナサイ」と、
「にわか庭師」は反省しきりの日曜日だった。
(K.K.)
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