文房具のデザイナーは、常に、万年筆、シャープペンシル、
ボールペンなどのデザインを考えている。
プロとしての仕事であるから当たり前だが、
限られた大きさ、性能、機構等で縛られながら、
新しいデザインを求めるのも、きつい仕事だと思うことがある。
今日はバレンタイン。
毎年、工夫を凝らしたチョコレートが出回るが、
そんなチョコ・デザイナーの方が楽しそうにも映る。
写真のシャープペンシルは、「芯が回ってトガりつづける」
「文字が太らないシャープ」「新開発」「KURUTOGA クルトガ」
などと表記されていて、面白そうだから買ってみた。
使ってみて、従来のシャープペンシルと違うのは、
いつでも芯がシャープな状態で、線の太さは常に一定であることだ。
その訳は、芯を保持したギアが、
筆圧で上下しながら回るからだと記されている。
「ギアを回す」というアイデアを思いつき、実用、商品化するなど、
日本の技術の高さ見たような気がした。
バレンタインにチョコを渡すのもいいが、チョコの代わりに、
このシャープペンシルのような最新アイデアのグッズをプレゼントする、
なんていう女性がいたらいいなと思った。
(K.K.)
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