丁度18年前の今日9月2日に遡る。
弊社コンサルタントが上海交通大学 軽工業専門学校デザイン課に
招かれセミナーを行った時の写真が出てきた。
パソコンやプリンター、パネルの技術もまだ不十分な時代、
手作り感満載のバナーによって迎えられた
友好ムードに溢れていた会場の雰囲気が伝わってくる。
当時の東方明珠塔の周辺はなんと空き地だらけ。
現在の写真と比較して戴きたい。
ビルディングの乱立による街の変わり様はまさに信じがたい光景である。
当時のインテリアデザイン学生たちが洋式トイレのを見たことがないので
是非見せてもらいたいと大勢でホテルにやってきたとの話を聞くが
なるほど18年前ならば洋式トイレは少なかったに違いない。
浦西ならベッド一つでも必要だが浦東の一部屋は必要ない。
と言われるほどかっては何も無い農地であった浦東地区、
今や金融、商業の中心として中国発展のシンボルとなっている。
これからの10年、果たしてどのように変化してゆくのだろうか。
交流の機会は格段に膨らんだ。
日々の交流を通じて、当時にも負けない友好ムードが
いつまでも末永く続いてゆくのを心から望む。
(N.Koyanagi)