今月は2度の中国訪問です。
はじめは香港のエレクトロエレショーと中国の広州交易会
見学が中心です。
2回目は22日から日本のお客様を案内しての工場見学です。
12日にホンコンに入り13日、14日のホンコンエレクトロニクス
ショーを見学。その後、深圳に移動し15日、16日と広州交易会と
別件の打ち合わせでした。
両展示会ともギフトショーのように春と秋の2回開催されます。
広州交易会は文具、衣料品から車、建設機械まで分野別に
ほぼ1ヶ月間に及び3期に分けて行われる中国最大の展示会です。
まずは、エレショーから。
今回、?と思ったのは本来地下の駐車場が臨時の展示会場に
なっており、その会場のほとんどが、スマホ、タブレット関連で、
またその中でも多くがカバーやケースであるということでした。
日本以外の諸外国では日本のようなカバー、ケース文化はないと
聞いていましたが、それも変わってきたようです。逆に秋の日本の
ギフトショーにはカバー、ケースの出展が少なかったように思います。
交易会では会場の外の風景を・・・
入り口を入り、各会場に向かう途中には、出展できなかった企業や
そのアルバイトがカタログを配ったり、名刺と交換にカタログを
いれるための袋やボールペンを配ったりしている人々の列が続きます。
その中に学生らしき人たちがグループに分かれてヒッチハイクの
ように紙を持って立っています。
そうです。外国語を勉強している学生がアルバイトで通訳を
しているのです。多くは英語でしたが、フランス語やドイツ語を
勉強している学生もチラホラ見受けられました。
日本語を勉強している学生は私を見つけると、「日本人ですか?
通訳しますよ」と流暢な日本語で話しかけてきました。
規制もあるのでしょうが、日本の展示会では見られない光景です。
(井上 和世)