(中国に出張中のためブログの更新が遅れてしまいました。)
先日、我々が顧問をしている中国企業の一行が2年ぶりに来日した。
約1週間の滞在であったが、東京はもちろん、新潟、長野、大阪と
OEM企業の辛さで、日本のお客様をくまなく訪問しなければならず
非常にタイトな日程となった。
ただ日曜日を挟んだため、はとバスにのって都内観光を提案したが
単なる観光は嫌だとあっさり却下。
それではと宿泊場所が秋葉原だったので、メイド喫茶に連れて行った。
私も5、6年まえに別の中国人を連れて行っただけでシステムも
わからないので、客引きをしているメイドさんに事情を説明。
すると、今まで日本語で話していた彼女が突然、彼らに中国語で
説明し始めたのには驚いた。
これぞ秋葉原のお・も・て・な・しと感じた出来事でした。
又彼らに日本の感想を聞いたところ、水とご飯がとても美味しいとの事。
又驚いたのはあの様に電車が混んでいるのにとても静かで整然と混乱も
なく乗り降りが出来るのが不思議であると。
ただ一つ。
日本は休日が多いのに電車のなかの人達はなぜ皆疲れた顔をしているのか?
又眠っている人の多いのにも驚いていた。頑張れ日本人。
中国の話題をもうひとつ。
一昨日、中国国内の出張のため、深圳航空の飛行機に乗った。
搭乗後、機内の小型モニターから安全運行の案内が流れ始めたが
この時の映像は違った。案内するCAも乗客も全て子供が演じている。
周りを見ると、どの乗客もにこやかにその映像を見ている。
何時もは私も、見ることもしない安全運行の案内だが最後まで見てしまった。
上手い事を考えついたと感心した次第であった。
後で機内誌を見たら、深圳空港が新しくなった事に伴い、6月の中国の
子供の日から流しているとのこと。
面白いアイデアである。
(井上 和世)