6月の初めに上海（の東側の浦東地区）へ行ってきました。
初めての海外出張で、大変刺激あふれる滞在になりました。
このことを、何回かに分けて綴りたいと思います。
１回目はやはり、上海のランドマークを、ということで
東方明珠塔（とうほうめいじゅとう）について。
東方明珠塔は高さ468ｍを誇るテレビ塔で、
東京スカイツリー（634m）ができる前まではアジアで1番高いテレビ塔
でした。2015年現在、電波塔としてはアジア2番目の高さです。
球体が串刺しになったようなユニークな形をしていますね。
この259ｍの高さまで登ったのですが、なんと床が透明でした。
透明度が高くて、心配になりました（笑）ですが怖がることもなく、
寝そべって写真を撮っている人が沢山。（自撮り棒が活躍してました）
怖くてお母さんにしがみつく子どもさんは少数派です。
上から見る高層ビル群も、整備された街並みも綺麗でした。
このロータリーは、中々運転しづらいのだそうです。
塔の下には中国の歴史を振り返る展示室もあって、
人々の生活や街の変遷を、勉強出来ました。
昔の台所も、こんなふうに再現されていました。
そして夜には、紫がかったピンク色の球体が一層華やかに
ライトアップされ、中国らしい夜景をつくっていました。
日本ではあまり見かけない色使いではないでしょうか。
街の中心には川が流れていて、この夜景は川を挟んだ対岸から
見たのですが、川のおかげで辺りは広々と感じられて、風も通るので、
穏やかに夜景を眺めるのが至福の時でした。
一日過ごしてみて、都会で日々ハイスピードで変化する上海ですが、
大きな川のせいなのか大陸のせいなのか、気持ちはどこかのんびりする、
そんな不思議な感覚を受けました。
そこが中国の魅力なのかなと思います。
（傍嶋彩加）
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