『シュブルール色彩の調和と配色のすべて』

『シュブルール色彩の調和と配色のすべて』
M.E.シュブルール 著  佐藤邦夫 訳
発行:青娥書房(定価:3,500円 +税)

色彩学を少し齧った人には、名前だけは記憶されているだろう
19世紀の色彩研究家・シュブルール。
フランスの王立コブラン織研究所の染色部門の監督を務め、
初めて色彩の類似性と対照性という概念を提起した。
印象派絵画に大きな影響をあたえた、130年前の名著だ。
その英訳本を国会図書館で見つけ、全訳に取り組み、
この4月に上梓した、佐藤邦夫氏の労作が、本日のおすすめ。
フランスの伝統あるコブラン織という実学から
生み出されたところに、説得力がある。
(K.K.)
デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

PAGE TOP