今週のオススメ
「スキン+ボーンズ」展
国立新美術館の「スキン+ボーンズ」展を見てきた。80年代以降のファション・建築の共通点に注目し、実物や模型、写真や映像によって 検証しようとしたものだ。共通の概念、形態の生成、構成の技法、両者の融合というぐあいに大きく分類しながら、…
『晴れたらライカ、雨ならデジカメ』
今日は面白い本を見つけたのでご紹介したい。『晴れたらライカ、雨ならデジカメ』写真家・田中長徳さんの傑作である。(岩波書店刊)光線状態が悪くても、多少濡れても、デジカメなら大丈夫。普段使いならデジカメに限る。でも大事な写真、人生の…
『変われる国・日本へ』
「イノベーションがないと停電する水力発電の例では、上のダムに水が貯まっていても、そのまま雨が降らないとやがて水が全て落ちてしまって、電気が起きなくなってしまう。つまりイノベーションがないと、最後に経済は均衡状況になり、停滞し、利益が…
『リーダーシップの旅』と『アップルの新ショップ』
「自分が死と隣り合わせであることを忘れずにいること、それは私が知る限り、人生の大きな決断を助けてくれる最も重要な道具だ。なぜなら、ほとんどすべてのこと、他人からの期待やプライド、恥をかくことや失敗することに対する様々な恐れ、これらの…
『ユーモア革命』阿刀田高 著(文藝春秋)
グラフィックデザイナーの福田繁雄さんが、「読書日記」(日経新聞 07.03.08付夕刊)で、阿刀田高さんの著書『ユーモア革命』を紹介している。ここでは、ユーモアとウィットが論じられている。ユーモアの方は、生まれながらの体液、血の中に…
芥川賞受賞作
電車の吊り広告で一日が始まる、というのもどうかと思うが、ついつい見てしまう。今週の「文芸春秋」の特集は、芥川賞の発表。青山七恵さんの受賞作「ひとり日和」全文掲載だそうだ。その中で、審査員の河野多恵子さんの選評はなるほどなと思ったの…
本棚、デスクの整理を
「○月○日は□□の日」と、毎日どこかで目にするが、あまり気にしたことがなかった。ところが、近々、弊社のオフィス移転につき、書棚を整理していたら、捨てられない一冊が出てきた。『グラフィック歳時記』(発売元・星雲社 1994年発行)である…
雑誌「NIKKEI DESIGN」
ときどき掲載される『デザイナー地域別年俸』が興味深い。デザイナーの職種別や、東京・大阪・名古屋など地域別の年俸データが載っている。デザインを志す人には、給料の金額よりも仕事内容第一という人が多いと思うが、時には世の相場を見ておくことも…