転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第11回目は、「ミニデザイン史作成」です。
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転職希望者にとっては、連休中は落ち着かないだろう。
面接の結果待ちという人は、その返答も連休明けになるだろうが、
ここでは各自耐えるしかない。
しかし、ただ悶々とするのも勿体無い。連休はチャンスでもある。
ここで一つ提案がある。
職務経歴書の一つのアイデアとして、「自分のデザイン史」を作ってみよう。
デザイン歴が例えば10年あったら、立派なデザイン史になり、
それが職務経歴書にもなる。
先日も、弊社にコンサルティングに来た、この道20年という相談者に
ミニデザイン史作成を勧めたら、「考えても見なかった。この連休に作成しよう」
と喜んで帰っていった。
自分のことを客観的にまとめるのは、簡単ではないが、
「経験年数」という要素だけでも、転職者の一つ武器であるから、
あとはその中味の濃さは、自分で編集していくしかない。
転職を希望するなら、連休のようなまとまった時間を使い、
5年分でも、10年分でも、自分史をつくる気持ちで
「ミニデザイン史」作成を勧めたい。
その行為の積み重ねが、自分の基礎データになることが多い。
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