転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第14回目は、「第2新卒の場合」です。
—————————————————————-
第2新卒と言われる人は経験が少ないから、
提出するための作品も、ほとんど無いに等しいだろう。
となると、職務経歴書も白紙になり、諦めがちになるが、そこで知恵を絞って
アルバム(作品集)を作ってきた創意あふれるデザイナーの実例をご紹介したい。
彼は、社会人2年目、配属されてみたらデザインの仕事は無く、
悩んだ末に転職を選んだが、2年では実務経験も心もとない。
そこで彼は、学生時代に苦労した作品や、コンペで入賞した作品などを
市場調査、アイデアスケッチ、ラフモデルという順序で並べ、
ものづくりの過程をわかりやすく編集したアルバム(作品集)を作った。
コンペの評価資料も添付されているので、彼のものづくりの考え方がわかり、
審査員という第三者からの客観的評価もわかり、
アピールできる応募資料としては、実にまとまっていた。
これなら、採用企業側でも、第2新卒としての生の実力を見て取ることができ、
即戦力でなくとも、3?4年で実戦にでる腕が期待され、評価されるだろう。
彼のこうした努力は、評価に値する。認めてあげたいと思った。
何はともあれ、転職に「諦め」は禁物。
歯を食いしばってでも夢を追うぐらいでないと、自分の希望には近づけない。
(K.K.)
デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー