転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第17回目は、「夢の欄」です。
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弊社を訪れる転職希望者の職務経歴書を見て、
「挑戦」「夢」といった項目を加えるようアドバイスすることがある。
これまでの職務経歴が正直に書かれているのはいいが、
さらにその先、自分の進みたい道まで表現してもいいのだ。
例えば、印刷会社でチラシ広告を担当してきたが、
新しい職場では、会社案内のようなページものに取り組みたい
という希望がある場合は、経験はゼロだが、やってみたい、と
書いておけば良い。
ペラもののチラシも、ページものの会社案内も、仕事としては
類似のところがある訳だから、十分、経験が生かされる。
1)これまで経験したこと
2)次のステップで挑戦したいこと
3)将来の夢はここにあり
というキャリア計画まで明記することで、
会社側の理解を得られることも多い。
もちろん、何の計画性もなく、ただ夢ばかり語られても、
現実の職場には通用しないが、
何の夢も希望も持たないデザイナーを雇うはずがない。
夢は時間をかけて追い求めるもの。
夢のみで終わる場合があっても、夢のない人生よりマシ、
というぐらいで臨みたい。
(K.K.)
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